ヴィンテージ・ジージャンを購入する・選ぶ時に考慮すべきポイント、選び方は人それぞれ異なり、必ずこの様にすべきという物ではありません。しかし、選ぶ上で、考慮した方が良いポイントや一般的な選び方の基本的な事柄はあります。
購入する際、まずブランドやモデルを絞って、その中で自分の希望に合った品を選ぶのが一般的だと思います。または、予算を先に決めて、予算枠内で探す方法もあります。
ヴィンテージジージャンの場合、主要なブランドは、リーバイス、Lee、ラングラーです。大手デパートメントストアのプライベートブランドもあります。ストアのプライベートブランドのジージャンは、値ごろ感があるものが多いです。
ヴィンテージデニムにご興味を持たれた方にお勧めなモデルは、リーバイス 70505のビッグEです。
70505 ビッグEは、他のヴィンテージブランド、モデルと比べて比較的コンディションの良い品が見つかりやすく、価格も比較的廉価です。
デザイン、シルエットの完成度も高く、現行品のジーンズやインナーなどとも組み合わせやすいと思います。ヴィンテージデニムの魅力を手軽に楽しめます。
上の写真では、70505ビッグEを現行USモデルの505 リジッドの新品とヴィンテージペンドルトンのウールシャツと組み合わせています。
他のブランドや別のモデルもそれぞれ特徴、持ち味があって魅力的なので、お好みによってモデルの選択肢は変わると思います。
モデルを絞り込んだら、その中で自分の希望条件に合った品を探すことになります。基本条件は以下のようなものがあります。
ヴィンテージ初心者の方には、色は濃いものでコンディションの良いものがお勧めだと思います。濃紺、色が濃いものは、基本的に色落ちが進行したものより着用感が比較的少ないため、コンディションも良好であるものが多いです。
ここでは、70505 Big-Eを例にして、実際にヴィンテージジージャンを選ぶ上でのポイントの中でコンディションの見方、考え方などに重点をおいて具体的に紹介します。
まずは、全体を一通り見てみます。
本品は色はかなり濃い方です。ヴィンテージデニムの場合、色が濃くても、ステッチ部にできるパッカリングによる部分的な退色は目立つものが多いです。
これから少し細かく見ていきます。見るポイントとしては、生地やステッチに問題があるか等、コンディションについてです。
画面向かって右ワキの下に縦に白い線状のものがあります。下は拡大写真です。部分的に退色していますが、生地自体は特に問題ないレベルです。ヴィンテージは細かいところをみれば大なり小なり不具合はある場合がほとんどです。
ヴィンテージデニムの場合、着用の仕方によって、コンディションや色落ちに影響があったりします。
襟の部分は着用の仕方で影響を受けやすいところです。襟を立てて着たり、襟が変な形のまま着用を続けると、その着方特有の色落ちや変色が発生したりします。
本品の場合、襟の退色が少し目立ちます。着用する人がTシャツなどの上に着て、肌が襟に直接接触する状態の着用をしている場合、襟の退色が進行しやすいです。
肌が襟に直接触れる着用をして洗わずにおくと退色に加え変色も発生したりします。さらに着用感がある場合、襟の折り目に擦れが発生したり、部分的に破けてきたりします。
このジャケットの場合、変色はしておらず、また退色もそこまで気にならないレベルだと思います。折り目についても特に変なクセは付いていません。
オイルやペンキなどを扱う作業に着たりしていると、部分的にオイルやペンキがついて痕ができたりします。表と裏(外側と内側)を見て、気になるシミ、汚れなどがないか見てみるのもよろしいかと思います。
この70505の内側は特に気になるようなシミなどはありません。
ヴィンテージ・リーバイスのジージャンでは、サードモデル557(含むxx)とフォースモデル 70505のウエストバンド裏下はチェーンステッチが採用されています。
ウエストバンド裏下のチェーンステッチは、着用していると消失しやすいです。そのため、ステッチの消失の度合いは、着用感の目安となります。着用感が感じられるジャケットでは、ウエストバンド裏のチェーンステッチのほぼ全てが消失していたりします。
本品は、ウエストバンド裏下のチェーンステッチの一部が消失しています。特に問題ないレベルです。
70505の場合、最初期を除いてパッチは通称小パッチと呼ばれる専用の小型の紙パッチが付けられています。小パッチは、一つ前のモデル557で使用されていた紙パッチに比べ、残存率が圧倒的に高いです。
パッチが残っている場合、ロット番号やサイズ表記も読み取れる場合があります。本品のパッチの拡大写真です。読み取りづらいですが、ロット(モデル)番号の70505-0217が読み取れます。
サイズの方は、私の目では3までは読めました。実寸サイズから、サイズ38と推定しています。最初が3なので、実寸サイズと照らし合わせてサイズ38でほぼ確定です。
パッチの下に、白布が取り付けられています。この白い布の取り扱い説明タグがパッチの下に取り付けられているものは、ビッグEの最終期の年代のものであることを示しています。
70年代初め頃から73年頃に製造されたと推定します。取り扱い説明タグ付きのビッグE 70505は、通称66Eと呼ばれるヴィンテージ 501と同年代になります。
この70505は、向かってパッチの右側に襟下からヨークまで、縦に一本線が入っています。
この線がある周辺の表側の写真です。
古い年代のヴィンテージデニムでは、部分的に糸が吊っていたり、織り傷がある場合が多いです。
右の肘付近にも織り傷があります。
考え方、受け取り方にもよりますが、ヴィンテージデニムの場合、この様な織り傷も、味わい深さを感じさせてくれるように思います。
50年代以前のデニムでは、織り傷は非常に良く見られます。60年代の前半の製品では、頻度としては減りますが、やはりなんらかの織りによる不具合などがあるものが多いです。織り傷などは、不具合といっても、実用上は特に問題はありません。
ビッグEの年代になると、織り傷がある頻度・確率はかなり減ってきます。73年以降のスモールe、通称66前期以降では生地に織り傷があるものは少ないです。
生地は年代で、はっきり区分けをできるものではなく、またロットや個体差もあります。しかし、ある程度年代ごとに固有の特徴、傾向があります。
この70505の年代は70年代の初め頃ですが、織り傷があることや色味、風合いなどから考えて、生地は60年代後半のものの可能性もあると思います。
左胸ポケットのフラップに取り付けられている赤タブは、通称不均等Vと呼ばれるビッグEのタブです。
見慣れてくると、このタブだけを見ても、オリジナルのヴィンテージかLVCかは見分けることができます。
着用感の度合いや着用の仕方を計る目安として、袖先の状態やカフス裏のチェーンステッチの消失度合いがあります。袖先裏のチェーンステッチは、ウエストバンド裏下と同様に着用が進むと消失する傾向があります。
本品の袖裏のチェーンステッチは部分的に消失しています。一般的には、これでもステッチが残っている方です。袖先の状態も良好、特に問題はなさそうです。
袖先は、襟と同様に着用の仕方や着用感の影響を受けやすい箇所です。着用感があるものでは、袖先が擦れてしまっていたり、ほつれてしまっているものも少なくありません。
後ろ全体の写真です。少し明るめに写っているのと暗めに写っている2枚を添付します。実際に見た色味的には、明るめと暗めの写真の中間くらいです。一枚目の方が生地の風合いや雰囲気を掴みやすいのではないかと思います。
本品の生地はとても魅力的な色味をしています。当たりデニムだと思います。
関連記事:
[ヴィンテージの当たりデニムについて ##link##]
ここまで紹介したところまでは特に問題はないのですが、これから細かい観点でステッチの不具合について紹介します。
右(向かって左)の胸ポケットから下に向けて入れられているV字状のステッチの終端少し右(同左)のウエストバンド上のステッチが少し飛んでいます。
現状このレベルであれば、着用上は問題ありませんが、着用を続けているうちにステッチの飛びが拡大する可能性があります。ステッチの飛びが拡大した場合は、ステッチの補強が必要となります。(手縫いで簡単に補強しても良いと思います。)
現時点では不具合と言うほどでもないですが、気をつけておいた方が良い箇所です。悪化しなければ、着用上は問題ないと思います。
右の袖のカフス部に近い位置のステッチの一部が少し外れています。
この様な状態の場合、内側からも見てみた方が良いです。部分的にステッチが消失しています。外側より、内側の方が消失箇所が多いです。
ここも現状は、着用上は問題ないレベルですが、消失の進行度合いを定期的にモニターした方が良い箇所です。
今回紹介したステッチの不具合は現状はそれほど深刻ではないですが、洗濯機を使用して洗ったり、乾燥機を使ったりした場合、状況が悪化する恐れがあります。
手洗いであれば、気をつけて洗えば、悪化の進行は防げる可能性があります。
気にせずにガンガン着て、洗濯機や乾燥機を使いたいと思われる場合は、現時点でステッチの補強をすることをお勧めします。該当ステッチ箇所の補強を行えば、取り扱いは気にせず、洗濯機も使っても大丈夫だと思います。
または、普通に着て、洗濯機なども使ってみて、悪化するかどうかチェックして、悪化していたら、ステッチの補強を行うというのも一案です。
ヴィンテージでも着用の仕方、手入れ、付き合い方は人それぞれです。お好みにあった付き合い方で、長くご愛用して頂く参考になれば幸いです。
ロングホーンインポートでは、これから70505を数着、Webストアに追加する予定です。ご興味のある方は、ぜひ、お立ち寄りください。
商品の追加情報などは、ロングホーンインポート Twitter, Facebook, Google+で告知しております。
将来的には、メールマガジンなどの購読オプションとして商品追加情報のお知らせなどのメールサービスなども計画しております。
[ヴィンテージ 70505 ビッグE / ロングホーンインポート Webストア ##external-link##]
購入する際、まずブランドやモデルを絞って、その中で自分の希望に合った品を選ぶのが一般的だと思います。または、予算を先に決めて、予算枠内で探す方法もあります。
ヴィンテージジージャンの場合、主要なブランドは、リーバイス、Lee、ラングラーです。大手デパートメントストアのプライベートブランドもあります。ストアのプライベートブランドのジージャンは、値ごろ感があるものが多いです。
ヴィンテージデニムにご興味を持たれた方にお勧めなモデルは、リーバイス 70505のビッグEです。
70505 ビッグEは、他のヴィンテージブランド、モデルと比べて比較的コンディションの良い品が見つかりやすく、価格も比較的廉価です。
デザイン、シルエットの完成度も高く、現行品のジーンズやインナーなどとも組み合わせやすいと思います。ヴィンテージデニムの魅力を手軽に楽しめます。
上の写真では、70505ビッグEを現行USモデルの505 リジッドの新品とヴィンテージペンドルトンのウールシャツと組み合わせています。
他のブランドや別のモデルもそれぞれ特徴、持ち味があって魅力的なので、お好みによってモデルの選択肢は変わると思います。
希望条件の絞込み
モデルを絞り込んだら、その中で自分の希望条件に合った品を探すことになります。基本条件は以下のようなものがあります。
- サイズ
- 色
- コンディション
- 価格
- (ディテール)
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- ヴィンテージに興味を持つとディテールも魅力の一つとなる場合があります。
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サイズについては、後日、別に記事を投稿する予定です。本記事では、コンディションについての着目ポイントを紹介します。
コンディションのチェックポイント
ヴィンテージ初心者の方には、色は濃いものでコンディションの良いものがお勧めだと思います。濃紺、色が濃いものは、基本的に色落ちが進行したものより着用感が比較的少ないため、コンディションも良好であるものが多いです。
ヴィンテージ・デニム、ヴィンテージジーンズと言うと、”色落ち”が有名ですが、濃紺のヴィンテージデニムの色味は特有のものがあり、とても魅力的だと思います。
ここでは、70505 Big-Eを例にして、実際にヴィンテージジージャンを選ぶ上でのポイントの中でコンディションの見方、考え方などに重点をおいて具体的に紹介します。
全体のコンディション
まずは、全体を一通り見てみます。
本品は色はかなり濃い方です。ヴィンテージデニムの場合、色が濃くても、ステッチ部にできるパッカリングによる部分的な退色は目立つものが多いです。
これから少し細かく見ていきます。見るポイントとしては、生地やステッチに問題があるか等、コンディションについてです。
不具合点・気になる点はあるか?
画面向かって右ワキの下に縦に白い線状のものがあります。下は拡大写真です。部分的に退色していますが、生地自体は特に問題ないレベルです。ヴィンテージは細かいところをみれば大なり小なり不具合はある場合がほとんどです。
ヴィンテージデニムの場合、着用の仕方によって、コンディションや色落ちに影響があったりします。
襟のコンディション
襟の部分は着用の仕方で影響を受けやすいところです。襟を立てて着たり、襟が変な形のまま着用を続けると、その着方特有の色落ちや変色が発生したりします。
本品の場合、襟の退色が少し目立ちます。着用する人がTシャツなどの上に着て、肌が襟に直接接触する状態の着用をしている場合、襟の退色が進行しやすいです。
肌が襟に直接触れる着用をして洗わずにおくと退色に加え変色も発生したりします。さらに着用感がある場合、襟の折り目に擦れが発生したり、部分的に破けてきたりします。
このジャケットの場合、変色はしておらず、また退色もそこまで気にならないレベルだと思います。折り目についても特に変なクセは付いていません。
シミや汚れの有無
オイルやペンキなどを扱う作業に着たりしていると、部分的にオイルやペンキがついて痕ができたりします。表と裏(外側と内側)を見て、気になるシミ、汚れなどがないか見てみるのもよろしいかと思います。
この70505の内側は特に気になるようなシミなどはありません。
ウエストバンド裏チェーンステッチの状態
ヴィンテージ・リーバイスのジージャンでは、サードモデル557(含むxx)とフォースモデル 70505のウエストバンド裏下はチェーンステッチが採用されています。
ウエストバンド裏下のチェーンステッチは、着用していると消失しやすいです。そのため、ステッチの消失の度合いは、着用感の目安となります。着用感が感じられるジャケットでは、ウエストバンド裏のチェーンステッチのほぼ全てが消失していたりします。
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- ウエストバンド裏下のチェーンステッチは消失しても着用上は問題ありません。
本品は、ウエストバンド裏下のチェーンステッチの一部が消失しています。特に問題ないレベルです。
70505のパッチについて
70505の場合、最初期を除いてパッチは通称小パッチと呼ばれる専用の小型の紙パッチが付けられています。小パッチは、一つ前のモデル557で使用されていた紙パッチに比べ、残存率が圧倒的に高いです。
パッチが残っている場合、ロット番号やサイズ表記も読み取れる場合があります。本品のパッチの拡大写真です。読み取りづらいですが、ロット(モデル)番号の70505-0217が読み取れます。
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- モデル番号の後半4桁、0217は生地と色を示します。02は防縮加工デニム、17はインディゴカラーです。(防縮加工の未洗いデニムです。現在の色表記でリジッドが該当します。)
サイズの方は、私の目では3までは読めました。実寸サイズから、サイズ38と推定しています。最初が3なので、実寸サイズと照らし合わせてサイズ38でほぼ確定です。
パッチの下に、白布が取り付けられています。この白い布の取り扱い説明タグがパッチの下に取り付けられているものは、ビッグEの最終期の年代のものであることを示しています。
70年代初め頃から73年頃に製造されたと推定します。取り扱い説明タグ付きのビッグE 70505は、通称66Eと呼ばれるヴィンテージ 501と同年代になります。
織り傷について
この70505は、向かってパッチの右側に襟下からヨークまで、縦に一本線が入っています。
この線がある周辺の表側の写真です。
古い年代のヴィンテージデニムでは、部分的に糸が吊っていたり、織り傷がある場合が多いです。
考え方、受け取り方にもよりますが、ヴィンテージデニムの場合、この様な織り傷も、味わい深さを感じさせてくれるように思います。
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- デニムの年代が古くなるにつれて、織り傷があるものの比率が高くなります。
生地の年代ごとの特徴・傾向
50年代以前のデニムでは、織り傷は非常に良く見られます。60年代の前半の製品では、頻度としては減りますが、やはりなんらかの織りによる不具合などがあるものが多いです。織り傷などは、不具合といっても、実用上は特に問題はありません。
ビッグEの年代になると、織り傷がある頻度・確率はかなり減ってきます。73年以降のスモールe、通称66前期以降では生地に織り傷があるものは少ないです。
生地は年代で、はっきり区分けをできるものではなく、またロットや個体差もあります。しかし、ある程度年代ごとに固有の特徴、傾向があります。
この70505の年代は70年代の初め頃ですが、織り傷があることや色味、風合いなどから考えて、生地は60年代後半のものの可能性もあると思います。
赤タブについて
左胸ポケットのフラップに取り付けられている赤タブは、通称不均等Vと呼ばれるビッグEのタブです。
見慣れてくると、このタブだけを見ても、オリジナルのヴィンテージかLVCかは見分けることができます。
カフス裏のチェーンステッチ
着用感の度合いや着用の仕方を計る目安として、袖先の状態やカフス裏のチェーンステッチの消失度合いがあります。袖先裏のチェーンステッチは、ウエストバンド裏下と同様に着用が進むと消失する傾向があります。
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- 袖先裏のチェーンステッチは消失しても着用上は問題ありません。
本品の袖裏のチェーンステッチは部分的に消失しています。一般的には、これでもステッチが残っている方です。袖先の状態も良好、特に問題はなさそうです。
袖先は、襟と同様に着用の仕方や着用感の影響を受けやすい箇所です。着用感があるものでは、袖先が擦れてしまっていたり、ほつれてしまっているものも少なくありません。
後ろ側全体
後ろ全体の写真です。少し明るめに写っているのと暗めに写っている2枚を添付します。実際に見た色味的には、明るめと暗めの写真の中間くらいです。一枚目の方が生地の風合いや雰囲気を掴みやすいのではないかと思います。
本品の生地はとても魅力的な色味をしています。当たりデニムだと思います。
関連記事:
[ヴィンテージの当たりデニムについて ##link##]
細かいステッチの不具合
ここまで紹介したところまでは特に問題はないのですが、これから細かい観点でステッチの不具合について紹介します。
右(向かって左)の胸ポケットから下に向けて入れられているV字状のステッチの終端少し右(同左)のウエストバンド上のステッチが少し飛んでいます。
現状このレベルであれば、着用上は問題ありませんが、着用を続けているうちにステッチの飛びが拡大する可能性があります。ステッチの飛びが拡大した場合は、ステッチの補強が必要となります。(手縫いで簡単に補強しても良いと思います。)
現時点では不具合と言うほどでもないですが、気をつけておいた方が良い箇所です。悪化しなければ、着用上は問題ないと思います。
右の袖のカフス部に近い位置のステッチの一部が少し外れています。
この様な状態の場合、内側からも見てみた方が良いです。部分的にステッチが消失しています。外側より、内側の方が消失箇所が多いです。
ここも現状は、着用上は問題ないレベルですが、消失の進行度合いを定期的にモニターした方が良い箇所です。
- [message]
- ##exclamation-triangle## 注意点
- この様なステッチの箇所を見つけた時、生地の縫い目に沿って広げたりするのは、悪化させてしまう恐れがあるので避けるべきです。気を付けて着用すれば、悪化の進度を遅くしたり、現状をいじできます。
今回紹介したステッチの不具合は現状はそれほど深刻ではないですが、洗濯機を使用して洗ったり、乾燥機を使ったりした場合、状況が悪化する恐れがあります。
手洗いであれば、気をつけて洗えば、悪化の進行は防げる可能性があります。
気にせずにガンガン着て、洗濯機や乾燥機を使いたいと思われる場合は、現時点でステッチの補強をすることをお勧めします。該当ステッチ箇所の補強を行えば、取り扱いは気にせず、洗濯機も使っても大丈夫だと思います。
または、普通に着て、洗濯機なども使ってみて、悪化するかどうかチェックして、悪化していたら、ステッチの補強を行うというのも一案です。
ヴィンテージでも着用の仕方、手入れ、付き合い方は人それぞれです。お好みにあった付き合い方で、長くご愛用して頂く参考になれば幸いです。
ロングホーンインポートからのご案内
ロングホーンインポートでは、これから70505を数着、Webストアに追加する予定です。ご興味のある方は、ぜひ、お立ち寄りください。
商品の追加情報などは、ロングホーンインポート Twitter, Facebook, Google+で告知しております。
将来的には、メールマガジンなどの購読オプションとして商品追加情報のお知らせなどのメールサービスなども計画しております。
[ヴィンテージ 70505 ビッグE / ロングホーンインポート Webストア ##external-link##]
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